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2010年12月の3件の記事

Voices Inside @ Bar Cane's

Phil_upchurch 18日(土)は仕事を終えて藤沢のBar Cane'sにて二見君のDJ会に合流。今回ははるばる練馬からRockin' Obinも来るので何とか間に合うように到着。写真はObinのBlogに掲載されているのでご覧あれ。

お題が「ぶっとい根っこを持つロック」であったようだが、私は全く頭になく結果的に外した選曲になってしまった(関係各位に陳謝)。

そんな当日のチョイスは以下のとおりでありました。いーかげんですんませんね、いつも。全て7"のプレイとなりました。

  • You Can't Sit Down Part 1 / Phil Upchurch Combo (Boyd)
  • Nobody But You / Little Walter (Checker)
  • Broadway Walk / Roy Head (Mercury)
  • Everything I Do Goin' Be Funky / Don Covay (Atlantic)
  • You Messed Up My Mind / Clay Hammond (Kent)
  • Ninety-Nine And 1/2 Won't Go / Della Reese and The Meditations Singers (RCA)
  • Nice Place To Visit / Dan Penn (Atlantic)
  • Go On With Your Dancing / Little Buck (Duke)
  • Hump Back / Eldridge Holmes (Jet Set)
  • Beatnik Blues / Huey "Piano" Smith (Ace)
  • Grits And Gravy / The Fame Gang (Fame)
  • Get Low Down, Pt.1 / Curly Moore (Sansu)
  • What'cha Gonna Do About It / Doris Troy (Atlantic)
  • Eddy's Go-Go Train / Eddie Gles (Murco)
  • I Can't Stop / Ben & Spence (Atlantic)
  • A Shell Of A Woman / Doris Allen (Minaret)
  • ヒッピー・ヒッピー・シェイク / ザ・スウィンギング・ブルー・ジーンズ (東芝音工)
  • ラヴ・ポーション・ナンバー・ナイン / ザ・サーチャーズ  (日本コロムビア)
  • モニー・モニー / トミー・ジェイムスとザ・シャンデルズ  (日本ビクター)
  • Simmy Like Kate / The Olympics (Arvee)
  • I'm Wise / Eddie Bo (Apollo)
  • My Mistake Of Yesterday / Clydie King (Minit)
  • Stop These Teardrops / Miss LaVell  (Duke)
  • Merry Christmas / Lightning Hopkins (Decca)

     1st & 2nd set 以上順不同で24曲、酒飲んででっかい音で楽しみました。See ya !

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Dumpstaphunk !

Dump1 今日届いたOff Beat誌、表紙と特集は新たなアルバムをリリースしたDumpstaphunkだ。2003年のJazz Fest.で活動を開始したこのグループ、メンバーを見れば一目瞭然のスーパー・グループである。アーロンの息子アイヴァン、アートの息子イアン、そしてネヴィルズでベースを弾く(弾いた)ニック・ダニエルズとトニー・ホール。加えてドラムスにレイモンド・ウェーバー。ファンクの塊である。

2007年に出た1stの「Listen Hear」が凄かった。凶暴なダブル・ベースがブリブリいわすブラッキーなファンク・ロックの傑作。僅か5曲のミニ・アルバムなれどファンクの重量度はフル・アルバムに匹敵する愛聴盤だ。

Dump2 そして最近リリースされたCDは全12曲、初のフル・アルバムである。期待が大き過ぎたせいか、練ったコーラス・ワークや散見されたメロウな楽曲にあれれ?の場面もあるのだが、相変わらずヒップなリフに絡む全員のファンク・グルーヴに満足した。楽曲の完成度が高まった分、獰猛さが薄れた、そんな感触である。国内で買えそうになかったのでニューオーリンズに注文して入手。

ライヴのファンクはさらに荒っぽい躍動感が加わり、「もう大変!」状態で凄いことがJazz Fest.のライヴCDで分かる。2005、2007、2008年と3枚聞いて大汗かいているが、最近のライヴも出てたっけ?

Dumpstaphunk その2008年のJazz Fest.のステージを見たのだが、これが忘れられないライヴであった。トニー・ホールは曲によりギターも弾くのだが、ニック・ダニエルズとのダブル・ベースが悶絶もの。ブチ切れのベース・ラインをボトムに据え、リズム隊全員で超ヘヴィなウルトラ・ファンクを轟かせた。大したもんである。

21世紀型のニューオーリンズ・ファンク、日本に来てブッ放してもらいたいもんだが、どうだろうね。

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Treme

Treme 久々にニューオーリンズの話題でも。HBOで放映されているドラマ"Treme"のサントラ盤がリリースされている。これが最高なんだな。そのドラマが見たくて見たくて居ても立っても・・・。いつの日か日本でも放映されることを祈る(無理かな?DVDでもいいよ)。ハリケーン、カトリーナ後の現地を舞台にしたこの番組、ストーリーの詳細は分からないのだが、サントラ盤で明快に示されているとおり、庶民生活に寄り添う音楽が満載されていることだろう。ああ、見たいぜ!

トレメ在住のジョン・ブッテがテーマを歌う。過去に自身のアルバムで発表済みの自作曲だが、これがオープニングに良く似合う。ハードなギターが入ったアレンジはとてもかっこ良い。アーマ・トーマスとアラン・トゥーサンの共演となる"Time Is On My Side"や、名だたるマルディグラ・インディアン・トライブのビッグ・チーフを讃えるドクター・ジョンの"Indian Red"、そしてトレメの象徴、ブラスバンドも総動員。スタジオできっちり作るサウンドとは異なり、各トラックはトレメの街角の生々しい音をストレートに再現する。ほぼ新録だが、この地のイタロ・アメリカン、Louis Primaのジャンプものや、ラストを飾るLil Queenieのニューオーリンズ賛歌は既発の音源を使っている。

その昔、ノース・ランパート・ストリートの北、ルイ・アームストロング・パークに隣接するトレメ地区に足を踏み入れたことがある。騒がしいフレンチ・クォーターから歩いても僅かな地域だが、昼間は時間がゆったりと流れるような、ローカルな居住区。ジェシー・ヒルの娘、言い換えればトロンボーン・ショーティとジェイムズ・アンドリュース兄弟の母がやっていたネイバーフッド・バー(その名も当時は"Trombone Shorty")に出かけ、酒を飲んだことがあった。アイアニング・ボード・サムがキーボードで弾き語りの演奏をしていて、調子こいて彼をバックに1曲歌ったこともあったなー。個人的には思い入れがあれば治安の良し悪しに左右されることなく何処でも行くが、一般的には治安が悪い地域と言われることも。へー、そう?

ところで、CDジャケに写るこの模様、水が引いた後に大量に発生したというカビではないか?あの災害を記憶に留めようとするシンプルなデザインも素晴らしい、この街の心意気が体現されたアルバム。ああ、早くドラマが見たい、今はそれだけ。

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