Black Female Voice !
久々に棚からVocalものを取り出して聞いた。Jazz Vocalは一時どっぷりとハマった時期があった。最近はコレクトに熱心ではないが、それでも黒人女性シンガーのLPで出物があると手が出てしまう。
Hightower好きである。シカゴのブルース・マン、Roy Hightower、サザン・ソウルのWillie Hightower、そしてDonna Hightowerと何れも良いね。Donna嬢は今でも現役で頑張っているジャズ・シンガー。50年代半ばのR&B時代、RPM録音はCD化されている。その後、59年にCapitolからLPを出す頃にはジャズに転向し、パンチの効いたキュートな声でスタンダードをかましている。もう一枚、Capitolでセカンド・アルバム「Gee Baby Ain't I Good To You」もを出しており、どちらも洗練されたビッグ・バンドを背景にクセのあるヴォーカルを披露してくれる。
28年のミシシッピ、クラークスデイル生まれ。やがてシカゴのクラブで歌い出す。まるでシカゴのブルース・マンを追うようなキャリアのLurlean Hunterも好きなシンガー。強烈なアクはなく洗練された歌いまわしだが、芯の太い声はとても魅力的。この人を知ったのは56年のセカンド・アルバムのVik録音で、何と国内盤LPがきっかけだった。スタンダードの「町の噂」(It's The Talk Of The Town)は元々好きな曲で、このアルバムのバージョンも素晴らしい。
Vikの後はAtlanticに移り、60年にアルバムを発表。エンジニア、トム・ダウドの手腕が光る、モノラルの温もり、奥行きに酔える。ベイシーの"Blue & Sentimental"、フランキー・レインの"We'll Be Together Again"とか、佳曲が揃う。
たまにはゴージャスなオーケストラと情感に富んだヴォーカルに耳を傾けるのもオツなもんですなー、はい。



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