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Jon Cleary Piano Solo

Jontower 19日(日)、タワレコ渋谷で行われたJonのインストア・ライヴに行く。3年前、New OrleansでWWOZ主催のPiano Nightを見たが、そのときJonが歌ったオールド・タイミーな曲が忘れられず、帰国してから記憶していた歌詞を元に何という曲か調べてみた。で、おそらくJimmie Rodgersの「My Little Old Home Down In New Orleans」だろう、Jimmieのオリジナルも聞いて確認してたぶん間違いないと思っていた。インストア・ライヴが始まる前、Jonがフロアの奥にいたのでリクエストしてみたところ、「うーん、そのタイトルの曲は知らないなぁ」。えーっ?そんな、、、3年前に歌ったでしょとさらにしつこく尋ねてみたが、歌ってないよとの返事。Jimmieの曲でそのタイトルのような歌を知ってるので今日演奏するよ(優しい人だね)とのこと。そして30分ほどのソロ演奏の冒頭に歌ったのが「Mississippi Delta Blues」。自分の記憶違いが情けなかったが、Jonの郷愁をそそるこの歌が聞けて良かった。

Jonのピアノ・ソロはバンドで見せるFunkyな風情とは別の表情を見せる。Good Old Timesを体現するJazzやBlues、そしてNew Orleans R&BからBoogie Woogie Pianoまで。それも単なる模倣でなく、豪胆なアレンジも随所に散りばめられている。

Jonmardi_gras この日の夜は自由が丘のマルディグラでパーティがあり、お誘いいただいたのでガンボ食べてJonのシークレット・ギグを楽しんだ。マンドリン、ピアノなど日本人のスペシャル・ゲストも加わり、Jon自身も楽しそうであった。

翌20日(月)は青山のCAYでソロ・コンサート。横浜、渋谷公演と同じく1部・2部併せて2時間を超える熱演。最終日もタフに鍵盤を叩き続けた。

ソロ・ピアノによる演目はバンドが付いたものとは大きく異なり、古き佳きアメリカを感じさせる内容となった。この両日で歌われた主な曲はこんな感じ。但し、題名が分かった曲を並べただけで、このほかに曲名が分からないキューバン・ジャズやジャズ・ブルースがたっぷりと演奏されていた。JonもSnooks Eaglinに負けじ劣らずの人間ジューク・ボックスぶりである。

  • Let Them Talk (Little Willie John)
  • Go Ahead Baby
  • Long Distance Lover
  • Star Dust  (Hoagy Carmichael)
  • Someday (Smiley Lewis)
  • Blue Monday (Smiley Lewis)
  • Mississippi Delta Blues (Jimmie Rodgers)
  • Tain't It The Truth (Ernie K-Doe)

Jonaoyama_cay インストはパワフルなブギ・ウギ・ピアノ、それに加えてジェリーロール・モートンやカリブ海を越えてハヴァナに辿り着き、キューバのヴィンテージな楽曲を連発。曲間に原曲の説明を話してくれる。実に研究熱心、それも知識だけでなくピアノの腕前に直結しているのだから凄いとしか言いようがない。

初日から昨日まで。名古屋、大阪は行けなかったが熱いJon Cleary Weekだった。何よりJonの実直な人柄が魅力でしたね。雑誌の取材もできたし、充実した日々でありました。さー、来週はThe Neville Brothersですな。さらにNew Orleansの強力な音が日本に轟く!

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コメント

ご無沙汰しました。川口です!
いいですねぇ~
長崎に帰ってきて、とんとライブに行ってません。
ジェフベックは見に行きたいけど!
ちなみにウチの息子はマミーポコです。
近況はぼちぼちお伝えします。

投稿: moonyman | 2008年10月21日 (火) 22時28分

>moonymanさま
 元気でやってるようですね?長崎かー。55年生きてるけどまだ九州は一度も行ったことがないっ! New Orleansへは10回以上行ってるんだけどね(笑)。mailしてください。

投稿: booney | 2008年10月22日 (水) 12時34分

ふたたびお邪魔いたします
先日Cayでは失礼いたしました
Jonの人柄が伝わるエピソード、読んでてほのぼのしてしまいました
タワーレコードには妹も連れて行ったのですが、彼女はJonのことを
「かわいいおじちゃん」と評していました
その時は失礼なっ!!と思ったのですが、あらためてレポート拝見
すると、それもあながち外れではないような…(笑)
Jonの探究心にはかないませんが、私もキューバ音楽をもっと色々
聴いてみたくなりました

本当に熱いJon Cleary Weekで、まだ余韻から抜け出せずにいます
とはいえNeville Brothersも近づいてきて…Ivanが来ないのは少し
残念なのですが、こちらも楽しみですね!

投稿: ayako | 2008年10月23日 (木) 11時53分

>ayakoさま

>「かわいいおじちゃん」と評していました

 それはかわいそう、だってJonはまだ46歳ですよ。Nevilles、IvanもIanも来ないのは残念ですが、バリバリで演ってくれるでしょう。演目がどうなるのか楽しみです。

投稿: booney | 2008年10月23日 (木) 18時59分

はじめまして。ダグラスのところから飛んできました、MinnowsRecordsのナガシマと申します。
鎌倉でデザインの仕事などをやりつつ、インディーズレーベルやら古着屋やらを営んでおります。
John Clearyはまったくやられましたね。
横浜では一曲目から腰が動いちゃって、踊りすぎてフラフラでした。
日曜は鎌倉のダグラスも常連のバー、Tipitinaにジョンが来るような話もあったんですが、マルディグラでしたかー。
僕も彼らの演奏を聞いてたら、もう笑っちゃって笑っちゃって、いや素晴らしい音楽に生で触れると
もう笑っちゃうんです、あの日は笑いすぎてヨダレまででちゃいました(≧m≦)
また来日してくれるみたいで、嬉しい限りです。

そう、それから京浜ロック、そして前日の公開リハも行きましたよ!
夕焼けはかつて熱狂的に追っかけてたんですが、そして今ではケンちゃん、洋ちゃんも良く知る中になったのですが
・・・まあ思いはいろいろでした。
ジョンみたいな、純粋な音楽の喜びは少し薄かったな、それならオレンジカウンティがバツグンに良かったあの日は。
でもあのイベントは素晴らしく、長く続いて欲しいですね!
(ちなみに私はホンクと一緒にやったsachikoのレーベルもやってます)

そして、過去日記も拝見しました。
なんといっても塩次さんですよね・・・あまりに急だったので、未だにショックからは覚めておりませんが、
WRBBは見ておくべきでしたね・・・素晴らしいプレイヤーでした。

またどこかでお会いするかもですが、どうぞ宜しくお願い致します。
(ちなみに今夜は、アメリカンルーツフェスティバル@サムズアップに行きます)

Jung Nagashima

投稿: jung nagashima | 2008年10月24日 (金) 12時45分

>jungさん
 おー、何度かニアミスしていますね。レーベルや古着屋さんとお忙しそうですね。お会いできたときはよろしくお願いします。

投稿: booney | 2008年10月24日 (金) 21時36分

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