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New Orleans Report vol.4

Police さて、4月26日のJazz Fest.2日目だ。お巡りさんは警備しながらも足元はしっかりリズムをとっている。ニューオーリンズな風景だ。天気予報はあまり芳しくなく雨を覚悟の一日、傘と雨合羽は必携である。今までニューオーリンズで雨に降られたことがなかったのでタカをくくっていたが、あとで凄まじい豪雨を体験するのだった。

この日のスタートは絶対に見たい!という顔ぶれではなかったためゆっくりと出かけた。先ずは会場入り口に到着するとゴスペル・テントから強烈なシャウトが耳に届いてくる。ゴスペルのクワイアは好きではないが、クァルテットとなると話は違い、猛烈に興味が沸く。覗いてみるとThe Electrifying Crown Seekersなるグループがパワフルな演奏を展開していた。CDも出ているようだが、ナマと違って大仰なシンセ音にまみれた作品だったりして期待外れなことも多く、躊躇しているうちに買いそびれてしまった。それにしてもナマの迫力には唖然とするばかり。本場のゴスペルを楽しめるこのテントは期待を裏切らない場所である。Electrifying

そうこうしているうちに外は大雨になった。雨粒が直径1cmもあろうかという豪雨で、これにはビビッた。オープン・エアのステージに行く気が失せてしまったのだ。ゴスペル・テントから隣のブルース・テントへ移動しそこで落ち着くことにする。

Big_jay 演奏していたのはホンカーのBig Jay McNeely。昔、来日したこともあったが見そびれていたので良い機会だった。81歳のご老体なのだが、そのバリバリ度合いにたまげたもんだ。もちろん、サックスを吹きまくりながら客席を練り歩くバー・ウォーカーぶりは健在。ホンク一代男の美学を見る思いがした。Big Jayのステージが終わったものの外の雨はひどくなるばかり。競馬場なので芝もダートも泥沼状態。そのままブルース・テントでジェイムズ・コットンを見た。既に歌うことは止めているが、一音に込めるハーモニカの音色は気合充分。久々にゆっくりとブルースを楽しんだ。

Dennis Roy_head最後はThe Ponderosa Stomp Revue。この催しはJazz Fest.前半と後半の中間、ちょうど中休みにあたる期間に他の会場で行われているが、 Tammi その前哨戦ともなる演奏がFestivalにも登場した。Chick Willisはキャンセルとなったが、Dennis Binder、Roy Head、Tammy Lynnという往年のシンガーが次々にステージにあがる。Dennis BinderはIke Turnerのバンドでピアノを弾き、50年代に自己の作品も残すシンガーだが、オブスキュアな人であることは確か。こんな人を引っ張り出してくるのだからPonderosa Stompは凄い!嬉しかったのはRoy Headだ。元祖ブルー・アイド・ブルース、R&Bシンガーですぜ。Back Beat時代のヒット"Treat Her Right"やR&Bスタンダードを、闘志の塊が転び出るかのように力強く歌った。さらに嬉しかったのがTammy Lynnだ。AFOでジャズを歌い、CotillionではBert Bernsのプロデュースでソウルを歌った人。そのCotillionのジャケットで見たクールな美貌は失礼ながら....となっていたが(内藤陳にそっくり)、"Mojo Hannah"は当然として、ニューオーリンズ・クラシックスを連発したステージは華があった。この後、最後にArchie Bell (Tighten Up!)が出たのだが、雨の中で帰りの混雑を考えた結果早めに帰途についた。

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コメント

booneyさん発見!
http://www.louisianamusicfactory.com/InStores/jf20081/V32.html

投稿: N.Morishima | 2008年6月14日 (土) 17時28分

>morishimaどの
 そーか、LMFはインストア・ライヴの写真を毎年アップしてたんだよね。まさか写るとは。肖像権侵害だぜ。潤ちゃんもMarciaのとこで登場してるし、ヒロナリのステージもあったね。sumori家も総動員で写ってる!!

投稿: booney | 2008年6月14日 (土) 19時04分

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