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New Orleans Report vol.2

●4月25日(金)、いよいよJazz Fest.の前半週が始まった。初日の一番手は何を見ようかと迷ったが、この地のドラムス好きな俺はJune Gardnerを見に行った。

Gardnaer 好々爺となったJune、そのファンキーな仕事ぶりはNew Orleans Music Guide Book(Blues Interactions刊)に掲げたディスク(#407)で明らかになっているし、サム・クックのバックで叩いたという素晴らしいキャリアを持つ男だ。今は4ビートをゆったり楽しむ風情となったが、その姿を見られただけで幸せだ。

Monqued Barbara この後はブルース・テントで地元のブルース・マン、J.Monque'Dのダウンホーム・ブルースを聞き、続いて楽しみにしていたBarbara嬢のステージを最初から最後まで堪能した。これをちょっと見て、次はあれ見て、という「つまみ食い」鑑賞をしがちなFestivalの進行メニューだが、本当に好きなプレイヤーは最後まで付き合ってしまう。Barbaraは若さ溢れるステージで、"Oh!Baby(We Gotta Good Thing Goin')"に始まり、"Second Fiddle Girl"、"You'll Lose A Good Thing"などのヒット曲をギター、バリバリで演奏してくれた。バック・バンドはLil' Buck率いるホーン・セクションを備えたバンド。Fats DominoをDave Bartholomewらと支えたHerb Hardestyもサックスで加わっていた。

Plantkrauss_2 Acura Stageはバカっ広いし人は集まるわで好きではないが、Robert Plant & Alison Krauss、T-Bone Burnett付きとあれば行くしかない。この組み合わせで昨年出たCDにえらく感動したが、それは"Fortune Teller"の仕上がりが自分の好みドンピシャだったせいでもある。いやー、凄いライヴだったな。PlantはPageとのジョイントで10数年前に大阪城ホールで見たきりだが、表情に滲む歳のとり方はさすがにかっこいい。その"Fortune Teller"を歌うときに「バック・ステージでアラン・トゥーサンに会った」なんて話をしたもんだから、おー、トゥーサンのシット・インがあるかも、と期待したがそれは無かった。Zeppの曲もやったのには驚いたが、中でも"When Levee Breaks"はカトリーナの被害に因んで選んだのかな、なんて想像した。バック・バンドで左側に位置した達者なギタリスト、俺はBuddy Millerではないか、と睨んでいる。既にYou Tubeに複数の画像がアップされているので各人で確認してみて。

Lizz この日最後のステージはLizz Wright。Vocalもの大好きなので。メジャーからアルバム出しているだけあって、洗練された身のこなし、パワフルかつ滑らかなフレージングに圧倒される。Jazz Clubで落ち着いて見たらもっと感じ入るのでは、とは思うが。これだけのラインナップで前売り券で$40。年々高くなる入場料にたまげるが、それでも1アーティスト見て1万円の日本に比べれば天国かも。

この日は初日で天候もまずまず、体力に余裕もあり夜のクラブに繰り出した。続きは次号へ。

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コメント

Plant & Krauss激混みでしたね。僕もLed Zepの曲をやるとは思っていなかったですが、3曲はやりましたね。僕は特にBattle of Evermoreにのけ反りました。サンディー・デニーの部分をアリソン・クラウスがやってるんだもん。これはお見事!あとはBlack Country Womanでしたね。周囲にはゼップ・ファン、多かったなぁ。

入場料は日本のフェスよりは安いとは言え、本当に随分上がりましたね。今年は当日券が50ドル。僕が初めて行った96年は12ドルでした。昔が安すぎたとは言えると思いますが、この上がり方はすごいです。全日程行く人は堪えます。

投稿: sumori | 2008年5月25日 (日) 00時53分

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