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驚愕の弁ブルース

Photo Blues & Soul Records誌80号で吾妻光良氏が自身のコラムで紹介していたコージー大内のCD「角打ブルース」を、先日参加した飲み会で初めて聴いた。飲み会の輪の中に、"おれげん親父 毎日ギャンブルんじょー"⇒"俺ん家のオヤジ 毎日ギャンブルばっかり"「オヤジ ブギ」、"どんくれーどんくれー焼酎、呑みゃいいん、ていげなもう"⇒"どのくらい どのくらい焼酎 呑めばいいの ずいぶん呑んだよもう"「角打ブルース」などが流れるとその場がザワついた。うわっ、何これ、すっげーというのが正直な感想だった。大内の故郷、大分県日田市の方言、日田弁の強烈な響きと、ライトニン・ホプキンスの影響丸出しのギター、ヴォーカルに稲妻の光を見た。早速CDを入手し、じっくりと聴いたが何度聴いてもそのインパクトは変わらず、たちまちヘヴィ・ローテーション化した。吾妻氏言うところの「弁ブルース」。方言のアクの強さ、イントネイションがスロー・ブルースやギター・ブギに実にうまく乗っかっている。驚いたなー、こういうのもあるのだね。歌われている内容は大内の家族、初恋、地元の食べ物、酒などで、それらが日田で暮らした日常風景にしっとりと重ねられている。ライトニンと日田弁の組み合わせを曲ごとに丁寧に解説した山本慎也氏(なんと彼は中学の後輩!)の愛情溢れるライナーと日田弁、標準語訳が併記された歌詞が付く。CDジャケは日田の角打(かくち)=酒屋併設の立ち飲み屋ではポピュラーな地元の肴、鳥の足。これぞ日田の純正ソウル・フードである。

Live そして先週の金曜日に行われたCD発売記念のライヴにも行ってきた。このCDにも参加したローンウルフ造田のギター、タップダンスはミンストレル・ショウを見ているかのようで、気分を数十年前にタイム・スリップさせてくれる心弾むステージだった。コージー大内は寛いだ語りも楽しく、リラックスした雰囲気で会場を包み込む。そして演奏が始まるとあたりの温度を確実に数度上昇させた。ギター一本の弾き語りがこれほど動的なグルーヴを生むとは驚きだ。いやー、いいものを見させてもらいました。またライヴに出かけたい。

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コメント

ライヴは未体験(見たいけん)ですが、
CD聴いてわたしもハマってます。
最高です。

投稿: t-42 | 2008年4月 7日 (月) 07時39分

>t-42どの
 某所から京都・仙台で密かに聞かれていることは耳に入っておりますよ(笑)。いやー、何度聞いても最初に感じたインパクト度合いは変わりません。凄いすね。

投稿: booney | 2008年4月 7日 (月) 11時59分

わたくしも、このCDが録音された某所で聴き
即購入。この新鮮な響きにすっかりやられて
おります。しかしこのCD、録音も素晴らしいですね。

投稿: 阿部兄 | 2008年4月 7日 (月) 15時04分

>阿部兄どの
 おー、兄貴もハマっておりますか?Liveも良かったですよ。「イェー!」という掛け声からして泥臭かったす。

投稿: booney | 2008年4月 7日 (月) 17時46分

先輩、こんばんは。
当然ながら、僕もコージー大内、ヘヴィーローテです。
ちなみに、コージーは英語ではKozy、九州の大先輩、シーナ&ザ・ロケッツにならって、「C」は「K」になっています。

投稿: 山本 | 2008年4月 8日 (火) 00時05分

>山本君
 おー、後輩(君が生まれたときは俺は卒業してたって?)。このCD聞いてライナー読んだときはすごく嬉しかったすよ。世間は狭い、で、Keep Rockin'!!

投稿: booney | 2008年4月 8日 (火) 01時16分

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