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2008年3月の6件の記事

One More Heartache

Butterfield 15か16才の頃、ポール・バタフィールドのこのシングル盤を同級の友人宅で聞かせてもらい、ああ、何てかっこ良い曲なんだろうと感動した覚えがある。もちろんその想いは今も変わることはない。当時、LPを買うということは子供にとって大変なことだった。\2000から\2500と現在の価格と殆ど変わらない状況であり、小遣いで買えるレコードはシングル盤しかなかったわけだ。後にこの曲はバタフィールドの国内盤LP「The Resurrection of Pigboy Crabshow」(日本ビクター)で手元に置くことができたわけだが、DJ会などで何とかシングルを回したいと思っていた。LPで回しても良いのだけれど、このアフター・ビートの効いた、そしてバタフィールドがアンプリファイドせずに吹きまくるハーモニカの音色は45回転が似合うと考えていたからだ。これを初めて聞かせてくれた小学校からの親友「とっちゃん」は今でも酒飲み友達。彼にぜひ譲ってくれと頼み込み、こうして我が家に到着したわけである。彼は今でも中学・高校時代に買ったシングルを所有している。この盤以外にもテン・イヤーズ・アフター、ジョニー・ウィンター、ブルー・チアーのシングルを持ってきてくれた。ありがたいものだ。大事にします。

Marvingaye 「One More Heartache」はマーヴィン・ゲイが66年にR&Bチャートの4位に上げたヒット曲で、ソウル・ファンにはお馴染みの曲だろう。しかし、少年時代の印象があまりにも強烈で、俺にとってはカヴァーなれどポール・バタフィールドがオリジナル。もちろんマーヴィンの軽快な、モータウン丸出しヴァージョンも素晴らしいの一言。作曲者はスモーキー・ロビンスンも加わったモータウンのソング・ライター・チーム。マーヴィンのシングル、プロデュースもスモーキーが手がけている。music

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Jazz Fest. 2008

2008jazzfest 我が家の近所では桜が咲き始めた。春、といえばNew OrleansのJazz & Heritage Festivalのことが気になる。今年のLine Upが既に発表されており、The Neville Brothersが3年ぶりに出演するようだ。もちろん、ローカル・ミュージシャンの顔ぶれは例年どおり豪華でC.C AdcockとDoyle Bramhall(親父の方)の組み合わせはDoyleのCDどおりの泥々Swamp Rockを聞かせてくれることだろう。この地以外のミュージシャンではRobert PlantとAlison Krauss、Randy Newman、John Prine、Al Greenとか気になる名前が連なる。昨年会社を辞めて早1年、そろそろ真面目に職探しをしなくてはいけないのだが、時間のあるうちにアメリカ旅行をと考えているうちにNew Orleans Music Guide Book本を作ったり、何だかんだでだらだらと過ごして1年が経ってしまった。

見たいアーティストの来日は絶望的だし、働く前にNew Orleansで死ぬほどライヴを見ようということで、3年ぶりのNew Orleans行きを決めた。貧乏なのでAir Ticketはたまったマイレージを使い、宿泊もホテルは高いのでご好意に甘えてホーム・ステイさせていただくことになった。とりあえず24泊としたが、Jazz Fest終了後の一週間はレンタカーで再び南部を走ろうか、なんて考えている。マスルショールズへ行って空気を吸いたいし、メンフィスにもう一度行ってみたいから。

体力が心配なので、ガツガツしないゆったりとした滞在にしたいのだが、いつものようにワサワサ動き回るかも。いや、今回は絶対にスローなツアーにする!

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1st Anniversary

Toussaint boonlogもスタートして早1年。時の経つのは早い、というかこの歳になるとすっげー早い!相変わらずニューオーリンズもののシングル盤には目がないけどこのところなかなか出物がない、あっても高くて諦めるという日々が続いていた。

Allen ToussaintのBell録音はシングルが3枚リリースされていて、英Kentから昨年ScepterのアルバムがCD化された際にそのBell録音6曲が追加収録され、ようやく手軽に聞けるようになった。

Allen Toussaint Bell Recordings 45RPM

  • Get Out Of My Life Woman / Gotta Travel On (Bell 732) 1968
  • Hans Christian Anderson / I Got That Feeling Now (Bell 748) 1968
  • Tequila / We The People (Bell 748) 1969

後者の2枚は以前に入手済みでCD化される前にはDJ会で回したりしてたけど、732番はオークションで何度かBidしたもののなかなか入手出来ずにいた。 まあ、根がケチなので数ドルでは無理だわな。暫くぶりでリストにこの盤を発見、今度こそと大フンパツして(と言っても十数ドルだが)みたら、何とか手に入れることができた。

この曲を最初に聞いたのはゴールデン・カップスのカヴァーだったか、カップスが手本にしたポール・バタフィールドのカヴァーだったか記憶は定かではない。何れにせよ、40年ほど前に耳にして以来、今でもお気に入りの曲となっている。Lee Dorseyが65年に放ったヒットで、それがニューオーリンズ産だったことを知ったのはかなり後のこと。作曲者であるToussaintのこのヴァージョンはDorseyのヒット作に負けず劣らずの内容で、まるでスロー・モーションでフィギュア・スケートするような粘って滑る感覚に溢れている。シングルの艶音はCDで聞くよりはるかに良いですな、正味な話。

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Swinging Boppers at Jirokichi

Azooma 先週末、次郎吉に吾妻光良とSwinging Boppersを見に行ってきた。この数年、渋谷クアトロ、横浜のモーション・ブルー、新神戸の大きなホール(名前忘れた)、Japan Blues & Soul Carnivalでの日比谷野音と、キャパのあるハコで彼らを見てきたが、今回は次郎吉ということで覚悟をしてはいたものの、やはり会場内は満杯状態でありました。5時30分から整理券配付とのことなので、4時30分くらいに行ったのだが既に長蛇の列。実際に手にした整理番号は67番。我らの後にも多くの人が並んでおり、120人以上は集まったのではないか?

次郎吉では約1年半ぶり、と本人は言っていた。こういう小さなハコでBoppersのJump Soundを聞くのは格別である。最初は洋楽もので、と喋りながらワイノニー・ハリスの"Good Mornig Judge"やスタンダードの"Nobody Knows You When You Are Down And Out"など、そして怒涛のオリジナルへと続いた。「俺の家は会社」、「しかしまあ何だなあ」、「高田馬場へ」、「学校出たのかな」、「やっぱり肉を喰おう」、「中華Baby」、「小学校のあの頃」などなど、途中「三浦和義」「一口ギョーザ」など旬のフレーズを取り込み、大いに笑わせてくれる。整理券で並んだときから立ちっぱなしで腰と足がパンパンだったが、休憩をはさむ2時間ほどのステージは、その痛みを暫し忘れさせてくれる。アンコールの「ほんじゃね」は大好きな曲でLiveで聞くのは久し振り。嬉しかったねー。ラストは"Honey Suckle Rose"を花粉症バージョンで軽く締めくくった。吾妻氏に「歳には勝てないぜ」演んないの?と聞いてみたら、今日は予定にないの、との返事。久々に聞きたかったので残念でした。ビシバシと決まるホーン・セクション、リズム隊の分厚いグルーヴ、吾妻氏の芸達者なギター、そして笑わせてくれるステージ進行。爺さんになってもJive、Jump、Boogieし続けて欲しい連中である。

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オリジナルはどれ?

Label_guide Havana Moonのblogに、アナログLPのファースト・プレス、セカンド・プレスの見分け方が語られている。そしてオーディオ雑誌「Analog」で広告を見かけたことがある、オリジナル盤を主力とするレコード屋さんのHPが紹介されていた。ジャズで有名なレーベルについて、センター・レーベルのデザインや、印刷されている内容、レコード番号などでリリースされた年代を考察するページがあった。こういう、初版と再版ものの比較というのは「レコード・コレクターズ誌」がAtlantic特集などでやっていた。アナログ好きにとっては、オリジナル盤の持つ音の深みが最高、という殆ど神格化された評価が脳内にこびりついている。ゆえにオークションでは、レーベル・デザインの表記、例えばColumbia盤では6eyeとか2eye、Blue NoteやPrestigeでは住所とかがリストに明記されていて、ビッドする我々の値付けの判断にもなってくるわけだ。

で、この本についてご紹介いたしましょう。約280ものアメリカのレコード・レーベルについて、センター・レーベルのデザインの変遷、使用された期間やレコード番号を記した労作である。残念なのはレーベル写真がモノクロであること。Black label with white logoなどと説明書きはあるが、カラーの方が分かりやすく、そして美しいに決まってる。$14.95という価格なので仕方ないか。さらに残念なのはシングル盤のレーベルについては触れられていないこと。

The Record Label Guide for Domestic LPs. (by Joe Lindsay / BIODISC)。初版は86年。俺が所有しているのは96年の5th Printing。確か、ニューオーリンズのTower Recordsで入手したような記憶が....。

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Thanks! Osaka

Charlieface 行って来ました、大阪へ。「チャーリーと遊ぼう!」。感動的なイベントでしたよ、本当に。長丁場で、21ものソロ・シンガー、バンドが出たにもかかわらず進行はスピーディで円滑に行われました。スタッフの皆さんの熱意が伝わる思い出深きイベントでした。個人的にも大阪時代に知り合った多くの人と再会できました。涙もろいので涙腺ユルユル状態に陥り、加えて酔っていたこともあり失礼も多かったのでは、と反省しきり。しっかしなー、大阪恐るべし、ですわ。あのディープな熱さ、東京ではなかなか体感できませんぜ。

Osakalive Windy City Blues Bandでの久々の演奏。当日音合わせしただけなのに、よくぞあれだけ合わせてくれました。バンドのみんなに感謝です。ニューオーリンズ・ミュージック・ガイド・ブックを自身のblogで紹介してくれたmasuo君ご夫妻にも初めて会えたし、とても充実した夜でしたー。また関西の旧友、ウエケン、シオちゃん、そしてローレン、hiroさんご夫妻にも来ていただき感謝です。おおきに!

Namecard_2 へへ、物持ちの良い俺の名刺コレクションがこれ。チャーリーが大阪でブリブリいわせたロック・バーの思い出です。まあ、俺等もいつかは向こうの世界にいずれは行くことだし、チャーリーにはしっかりと天国でバーを開店して待ってもらうことにしましょう!

See you in heaven, Charlie !!

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