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Walking on a Tightrope

先日のNHK-FM、Weekend Sunshineでリスナーからこんなリクエストがあった。「ジョニー・アダムスがパーシー・メイフィールドの曲を歌ったアルバムがあるようなんですが、もしあるならそこから1曲聞きたいです」みたいな内容だった。残念ながら時間の関係でリクエストにはお応え出来なかったが、ガイド・ブックで陶守君がレビューを担当したそのアルバム、リクエストに刺激されたわけではないのだが久々に聞いてみた。粒よりの楽曲を表現力豊かな歌手が、ウルフマン・ワシントンやデューク・ロビラード、ジョン・ヴィダコヴィッチらの名手に囲まれて丁寧に紡いだ傑作アルバムであることを改めて思い知らされた。

パーシー・メイフィールド。もちろんSpecialtyに残した録音は作曲者、そしてウェスト・コーストのバラディアーとして本領を発揮したものであるが、意外とその後の作品群が語られることは少ない。Rhino Handmadeが限定盤でTangerine録音を、そしてRCA録音もCD化され、ブルース&ソウル・レコーズ誌でもCDレビューが掲載されたがあまり話題に上がることはない。ブルース・ファンよ、ギター・バリバリだけがブルースじゃないのだよ、なんて小言が出るのはオヤジになったせいかね?

Percy1 Percy2

Percy3 Percy4

  • My Jug And I  (Tangerine TRC-1505) 1966 Mono  *
  • Bought Blues  (Tangerine TRC-1510) 1967 持ってない
  • Walking on a Tightrope  (Brunswick BL754145) 1968 *
  • Percy Mayfield Sings Percy Mayfield (RCA LSP-4269) 1970 ⇒その後入手済み
  • Weakness Is a Thing Called Man (RCA LSP-4444) 1970 *
  • Blues and Then Some (RCA LSP-4558) 1971 *

*の順番でジャケ写をのっけてみました。Specialty以降のオリジナル・アルバムは上記のリスト6枚。ジョニー・アダムスがカヴァーした曲はSpecialty時代からは2曲のみで、多くはその後のアルバムからピックアップされている。大人のブルース・バラードと言ってしまえばそれまでだが、鼻にかかった柔らかな声と緻密なメロディ、そしてひねりの効いた歌詞は酒を数倍旨くしてくれる。名カヴァーも数知れず。モーズ・アリスンもレイ・チャールズも、コステロの奥方ダイアン・クラールもしっとりと歌ってますね。おっと、ベターデイズの名演「Please Send Me Someone To Love」も忘れちゃいかんですね。"Heaven please~"、ああジェフの歌にエイモスのギター、ポールのむせび泣くハーモニカ、パーシー・メイフィールドのメランコリックな世界をよーく分かってらっしゃいます!

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