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百軒店の想い出

Blackhawk 今日、渋谷で入手したこの本。「ブラック・ホーク」という文字が目に飛び込むや否や、一挙に時間が20数年も逆戻り。昔を懐かしみながらレジへ向かってしまった。渋谷を本拠とした企業に入社したのが80年。その後、転勤で90年に大阪へ引っ越すまでの約10年間、夜の百軒店界隈にはよく顔を出した。通ったのはHawker Village。特に80年代前半はほぼ毎晩のようにここで酒を飲んだ。カウンターの中には、Black Hawk、Hawker Houseも含めてオウナーだった水上さんが居た。当時のBlack Hawkは既にレゲエの店であったと記憶する。店長は加藤さんだったな。Hawker HouseはJazzがメインだったので、会社のJazz好きの先輩に連れられて行ったものだ。

この本はBlack Hawkの歴史、働いていた人、お客さんで通っていた人の回顧録、そこでターン・テーブルに乗った数々のレコードに関する紹介、そして70年代の百軒店の空気が綴られている。俺は、ここで語られている時代のBlack Hawkには何度か数えるほどしか行っていない。貴重な音源が聞ける楽しさはあったが、しーん、とした苦しい雰囲気もあったと記憶する。Hawker Villageは賑やかな酒場だったし、ここで酔って聞く音楽は最高だった。ロックもソウルも分け隔てなくかかっていた。久しぶりにオウナーだった水上さんの顔をこの本で見ることができた。仕事を終え、Hawker Villageに直行したあの時代が本当に懐かしい。何よりいろんな人との出会いがあった。

98年に転勤を終えて渋谷に戻ってみると、この街は様変わりしていた。Black HawkもHawker HouseもHawker Villageも全て閉まり、百軒店からはすっかり足が遠のいた。今でもたまにあの界隈を通ると、酒飲んで騒いでいた若き頃を思い出す。70年代にBlack Hawkが発刊していた小冊子、Small Town Talkが何冊か書棚にある。久しぶりに引っ張り出して眺めてみようかしら。

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コメント

いやぁ、懐かしいお店の名前を久々に目にしました。
Hawker Houseは鰻の寝床のような店で、Jazzのレコードをかけていました。
いつもWynton KellyのIt's All Rightがかかっていたのを昨日の事のように
思い出しました。ママが好きなLPだったそうです。
Hawker House閉店後は、時々Hawker Villageへbooneyさんが
会社の若手を連れて良く行っていましたね。
今、私は元Hawker Houseがあった近くに勤めていますし、その近くのショットバーで
レコードをキープしていて、時々バーボンを飲みに行っています。
いやぁ、懐かしいですね。あの日に戻りたい!

投稿: bagsgroove | 2007年11月 9日 (金) 13時33分

>bagsgrooveさん
お、反応ありましたね。先輩にはよくHawker Houseに連れていってもらいましたねー。ママさんは水上さんのお姉さんですね。Hawker VillageではLiveやりましたね、あの狭い空間で。いや、懐かしい。

投稿: booney | 2007年11月 9日 (金) 20時23分

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