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2007年4月の8件の記事

Japanese Jive !!

Bogalusa1 今頃はNew Orleansに居るはずなのだが、しっかし連休前のAir Ticketがこれほど確保しにくいとは、あー、何たることよ。まーいいや、アメリカの独立記念日を狙って南部~紐育というのもいいかもね。時間だけはいつになくあるのだから。日本にいるおかげで、今夜は渋谷Me Weで開催されたイベントに出かけることができた。「ブルース婦人部」主催の落語+Jiveの宴が、春の夜にシャヴァダ、ウッヴァダ、ハイディ・ハイディ・ホーてな按配で始まった。

 昨年に続き、立川志らべの古典落語がメインであるが、今回はbogalusaのギグが途中に披露された。このユニットは05年11月、渋谷のBlues Bar テラプレインで開催されたニューオーリンズ、カトリーナのチャリティ・イベントで初めて出会った。日本のJiveといえば、藤井康一氏が何より有名だが、Vintageの雰囲気(衣装も含め)を醸し出すbogalusaはCab Calloway、Louis Jordan、Slim Gailardの有名曲を破天荒な雰囲気そのままにストレートにJiveしてJumpするのだから、こいつはたまらない。「色物」です、と笑わせながら軽妙にSwingした1時間弱のステージ、最高に楽しかった。掲載した写真は彼らの最新CDからのもの。Bogalusa2

曲目を見ただけでJive Funは気になるでしょ? Liveはさらにご機嫌ですよ。ぜひ入手して聴いてみて、みて!!

bogalusa / Talking About Dime (Get Hip Records GC-008)

PS. 入手方法が分からない場合、コメントに書き込みしてください。責任持ってご紹介させていただきます。Yeh,Chickin' Rhythm! Cock,cock,kwey!

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1960

Taschen 確か、昨年の秋口に発売されていたと思うのだが、写真家のWilliam Claxtonが1960年の5月にニューオーリンズで撮った写真集をようやく入手した。チェット・ベイカーを始め、Jazz Manのポートレイトを中心にアルバム・ジャケットや写真集で知られるこの写真家。その確かな視点で、ニューオーリンズの飾り気のない空気を切り取った見事な作品集である。

 カラー写真もあるのだが、モノクロ写真に収まった黒人の表情が美しい。ジャズ・フューネラルに見られる悲哀と歓喜のコントラスト、老ジャズ・マンが街角に佇む風景、子供たちが遊ぶ日常の世界が生き生きと写し出されている。

 背景にある車の型式、セカンドラインに連なる若者の服などを別にして、何気ない街の佇まいを見ていると、今のニューオーリンズとさほど変わりがないように感じる。いつも手元に音楽がある、街を吹き抜ける風にリズムがある、そんなニューオーリンズの日常を感じ取ることができる「素ん晴らしい」写真集だ。

 マニア向けに、スヌークス・イーグリンがプライヴェイトっぽいピクニック・パーティで演奏するレアな写真も。Imperialにレコーディングした直後の若き姿を見ることができる。

William Claxton / New Orleans 1960  (Taschen)  もちろん、ハード・カバー。価格も\3,500ていどで購入可能。 

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JB Tribute

Jb_tribute  20日(金)は、友人のお誘いで丸の内のコットンクラブに出かけた。出演者は60年代中後期のJames Brownを支えた二人の名ドラマー、Jab'o StarksとClyde Stubblefield、そしてトロンボーンのFred Wesleyを中心としたFunk Mastersなるバンドだ。当然、JBナンバーのオン・パレード。もうお爺ちゃんの世代に入ろうかという彼らのファンク・ビートには往年の凶暴な鋭さはないが、齢を重ねて趣を変えた、まったり、ゆったりと揺れるグルーヴ感を楽しむことができた。ClydeもFredも歌がうまい。そしてJab'oが思い出(Bobby Blue Blandとのレコーディング話)を語ったあとに歌ったStormy Monday Bluesにもじーんときました。ギターもちゃんとWayne Bennett風に弾いてくれたりして。

 久々に有楽町界隈を歩いたが、その感想は「おっされー」の一言。日頃渋谷ばかりを目にしていたので、街歩く人やレストランなどなど超アダルトな雰囲気にとにかく驚いた。金曜夜ということもあり、国際フォーラムあたりにはテラスで軽く一杯やるお洒落な若者で賑わっていて、何か外国ヘ来たような気分。しかし、俺と友人の中年コンビはLiveの後は、いか納豆をアテにガード下で飲んだけどね。

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Swamp三昧

Tony_joe 16日(月)は、同じ会社で働いていた元同僚とTony Joe Whiteを急遽見に行った。渋谷は冷たい雨がしとしとと。適度な湿気はトニー・ジョーの音楽に良く似合う。まあ凄かったすね。バックはドラマー一人というシンプルな構成ゆえにトニー・ジョーのギター、ヴォーカルがじっくりと聴けた。バラードあり、スワンピーなロックありだが、どこを切ってもドロリとしたブルース・グルーヴが溢れ出る。新作CDを耳にして分かってはいたのだが、ワン・アンド・オンリー、アメリカ南部の不器用な男ぶりを40年間変わることなく体現し続けてくれており、頭が下がる。濃厚で芳醇なディープ・サウスの香りを撒き散らす90分だった。

 ジョー・サウス、ダン・ペン、そしてトニー・ジョー。それぞれテイストは異なるものの、彼らに共通する南部男の「牛追い歌」ぶりに改めて感動する今日この頃だ。

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Joe South Again !

Joe_south1 Joe Southが書いた曲はキャッチーでいながら泥臭く、非凡な才能を感じ取ることが出来るが、歌手としてもじっくり聞き込んでみるとBlue Eyed Soulの粘っこい哀愁をさりげなく体現するいいシンガーだと再認識できる。もちろん、Aaron Nevilleがカバーした"Greatest Love"、Lynn Andersonの"Rose Gareden"などなど、コンポーザーとしてのセンスは一級品だ。それに加え、個性的なギタリストという側面も忘れてはならないと思う。ボブ・ディランの「Blonde on Blonde」でのプレイも有名だが、67年、NYのAtlantic Studioで録音されたAretha Franklinの"Chain of Fools"、この曲でのプレイに尽きるのではないか。ギタリストとしてJimmy JohnsonとJoe Southの名がクレジットされているが、冒頭のビビ~ャ~ンと響く独特な音色のギターはJoe Southそのもの。一音入魂の心意気、感動的な瞬間がそこにある。

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4月21日

Mo8a0417 4月21日(土)にThe MonopohonicsのLiveがあります。場所は横浜の天王町にあるOrange County Brothers (045-313-9074)。Openは19時。Startは20時です。地図は左下のMapをクリックしてください。

Ocb_map_1 対バンは日本で唯一のCajun/Zydecoバンド、Zydeco Kicksであります。彼らのHPにも詳細が掲示されているので確認してくださいまし。⇒Zydeco Kicks

チャージは\1,000+ドリンク代。楽しい夜になるでしょう。みなさん、お暇な方はぜひ遊びに来てください!

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自分の脚で歩む

Hightowercd 04年にリリースされたWillie HightowerのCDを聞いただろうか?サム・クック・マナーのディープ・ソウル・シンガーとして知られるWillieだが、それだけでは語れない気品あるスモーキー・ヴォイスの持ち主である。聞くたびに心熱くさせる、そして穏やかな温もりに心洗われる稀有な歌い手だ。そのFame、Fire、Fury録音によるCDの冒頭に収められた曲が"Walk a Mile in My Shoes"である。Fameのバッキング・サウンドが醸し出す骨太な音と、切ない男と女の別れを語るウィリーの男っぽさが滲み出る傑作だ。

Hightower 「僅か1時間でも俺がお前に、お前が俺になれたなら、互いの気持ちを汲み取り、二人の進む道を捜し出すことが出来たなら......」。潔く別れ、それぞれの道を進もうというよくある話だが、ドラマティックに歌い上げるWillieの説得力で深みある物語に姿を変えてしまう。。そんな内容とは全く関係ないのだが、退職した自分にとってタイトルだけをストレートに受け止め、そうそう、自分の脚でゆっくりと進むことが大切と妙に納得したりして、益々この曲に魅かれてしまう。Ruth BrownもCobblestoneのLPでこの曲をカヴァーしてますね。

Joe_south オリジナルはJoe South。カントリー・ソウルの元祖のようなSwampieな白人だ。50年代後半から自身の録音も残しているが、ソング・ライターとしての仕事ぶりで評価が高い(そう思うのは俺だけか?)。Deep Purpleの"Hush"はこの男の曲なんですよ! ああ、とことん"Walk a Mile in My Shoes"なお話でした。

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新たなスタート

Baseball_1 野球に興味のない人でも、このCDは楽しく聞けるのではないだろうか。Rhinoが編集した(さすが!)このBaseball Song集は、米国がいかにこのスポーツを愛しているか、耳で感じ取ることができる。黒人音楽ファンであれば、ジャイアンツのウィリー・メイズ本人と強烈なRockin' R&Bの諸作で名高いトレニアーズとの共演になる"Say Hey(The Willie Mays Song)"や(因みにSay Heyはメイズのニック・ネイム)、カウント・ベイシーの"Did You See Jackie Robinson Hit The Ball?"は聞いたことがあるだろう。ジャッキー・ロビンソンはブルックリン・ドジャーズで活躍したメジャー初の黒人プレイヤーである。オリジナルはBuddy Johnson OrchestraのDecca録音で、そのバージョンも現在はCDで聞くことができる。この編集盤は他にもC&W、ソウル、ポップスなどなど、さまざまなBaseball賛歌が収録されており、加えてアボット&コステロがラヂオで大人気を博した有名なコメディ「ファーストは誰だ?」も聞くことができる。

 Baseball's Greatest Hits / Various Artists (Rhino R2 70710) 1989

070401baystars というわけで、今日は横浜スタヂアムに巨人対横浜のゲームを観戦しに行ってきた。結果は横浜にとって最悪の内容だったが、まあ、平和な時間を過ごすことができて楽しかった。4月、明日から入社、入学、転勤、異動などなど人生の新たなスタートを切る人が多いと思う。俺も新たなスタートというほど意気込んではいないけれど、3月末で27年ほど在籍した会社を辞めた。さて、何をやろうか、慌てずにじっくりと考えてみたいと思う。

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